野菜セット

11月の野菜セット

【セット内容】ミニ白菜/大根/人参/生姜/春菊/サツマイモ/赤カブ/小松菜/水菜

●11月の野菜セット

野菜のおいしさにおける重要なポイントは何か、と問われれば「状態と鮮度」と即答する。今のところ。
色んな捉え方があります。「おいしい品種を選ぶこと」という意見には賛同できるし、「旬のものを食べる」にも頷ける。「有機野菜であること」はどうだろう、有機でもおいしくないものは当然あるし、慣行栽培でも最高においしいものはいくらでもあります。

状態と鮮度。例えば葉物野菜はやっぱりみずみずしいフレッシュな状態がおいしいと思う。個人的な意見であることは免れないがストレートにそう思います。
なぜ「状態」なのか、鮮度だけではダメなのか? 
収穫して間もない葉物でも、みずみずしい柔らかさの時期を過ぎてしまって筋(スジ)が口に残ったり食感に引っかかるものがあるものはおいしさが失われている。
大根でいえば適期を逃して甘みや水分が抜けパサパサしてしまうものもある。大きくなりすぎているわけでもない大根でも、何かパサパサしているものはある。大根がいちばんおいしいのは、火を通していても咀嚼したときに大根の細胞から水分と甘みが溢れてくるようなそんな状態のものだ。細胞から水分が溢れてくる、という書き方は理科的な視点からみると不正確な記述なのだろうが実際にそんな感じがする。

例えが悪くて恐縮だが、あなたが人間を食らう怪物だったとしたら老いた肉体と若く生命に満ちた肉体、どちらを食べたいか(やっぱり例えがよくないが、分かりやすくない?)。
もっと単純にいえば牛肉や魚、ヨボヨボとピチピチ、どちらがいい?ということです。
いい状態で収穫できてもそれで終わりではない。適切な温度管理をして早めに野菜を届ける。暖かい季節だと人参なんか一日置いただけで日陰でもフニャフニャになってしまう。

何年か前は野菜セットはたしか第一金曜日着の発送だっだけど、それだと野菜の状態がいいものを揃えることが難しい、というかほぼ不可能だったので野菜の状態がいいタイミングの金曜日を選んで送らせていただいている。もちろん収穫したての鮮度で。

また経験を積むうちに自分の意見も変わるのかも知れないが、今は「状態と鮮度」、これをとにかく大事にしている。

このタイミング!で箱に詰めた野菜の生命力。
よい食卓を。


大根の収穫。今年も11月は晴れ続きで嬉しい。