農作業

ズッキーニの畑と花について

ズッキーニの収穫は5月はじめから6月後半。
5月と6月の生活パターンはズッキーニの都合によって決められている気がする。朝に必ず交配を行わなければ後々ズッキーニを収穫できないので、まず朝いちばんの仕事はズッキーニの交配をしに畑に向かうこと。そしてズッキーニ全盛の時期は朝だけでなく夕方にも収穫しなければ、実がちょうどいいサイズを通り越して簡単に巨大化してしまう。

毎朝6時前からズッキーニの交配を始めます。ズッキーニの花は朝8時ごろには閉じ始めるので、花が開いているタイミングを逃すと受粉できずに実が大きくならないままで収穫できないことが多い(たまにハチが花から花へ飛び回り、結果的に受粉させてくれることもある)。



交配の作業は簡単。
雄花を見つけて折り、花びらを外して画像のようにマッチ棒のような状態にする。そして雄花の花粉を雌花にひたすらつけて回る。



5月も後半になってくるとどこからかたくさんのミツバチが集まってきてズッキーニの花に蜜を集めにくるので、ハチと一緒に花から花へ歩き回ることになります。
ハチがたくさん来てくれるかどうかはその日の天気によるところが大きく、晴れならたくさん、雨のときはほとんど集まらないこともある。


大きくなりかけているズッキーニと、カエル。
ズッキーニは交配後、温度や天気によりますが5日ほどで収穫サイズに一気に大きくなります。
カエルの背中にけっこうな量の花粉がたまっています。つまり雄花ですね。ハチのいる画像の花は雌花です。
カエルはいったいどんだけその場所でじっとしていたのか。




収穫したてのズッキーニはキラッキラ。
かたく絞った布でふき、重さごとに分けて丁寧に冷蔵庫にしまいます。






バイトに来てくれているコボちゃんがズッキーニを収穫中。
交配や収穫はどうしてもかがんだり腰を曲げたりすることになるので、ズッキーニの収穫時期は足腰に疲労がたまりがち。

収穫してきたズッキーニの花の調製作業(きれいに切ったりよごれをチェックしたり)をしているところ。
ズッキーニの花はほぼ流通していないので食料品店では見かけることはない。ただ食べチョクのサイト他で期間を限定して販売するとそれなりに売り上げがあるように、密かに人気の食材ではある。
https://www.tabechoku.com/products/85426
購入者さんのレビューで知らなかった花ズッキーニの調理法を知る機会があるなど、こういった販売サイトを通じて色々勉強になることがあるのは新鮮な驚きだった。
ただズッキーニの花はとにかく物理的にもろく、収穫用のコンテナに少しひっかけただけで簡単に、ものすごく簡単に破れたりしてしまい商品としてかなり繊細な配慮が必要になる。
なのでズッキーニの他に人参やサラダケールに忙しい時期に差し掛かる頃に、ズッキーニの花の販売をやめにする。

それでも、どこかから連絡が入り「ズッキーニの花をほしい」と言われることがあれば、ついなにか作品を作るような面白さがあるので、少量であれば引き受けてしまう。